| ▲Report index | |||
■■ | 5月15日 翌朝は、窓から入る朝日で目を覚ました。 もう少し微睡んで居たい様な、心地良い気だるさ。 いつもは、目覚まし時計と睨めっこしながら起きるのに、信じられない早起きだ。 んん、と大きく伸びをしてその場に座る。 車内では、「おはよう放送」を前に、多くの乗客が起き始め、身支度を始めていた。 このまま寝顔を晒す訳にもいかず、簡単に整えると、まだ眠っていたカズ隊員を起こす。 |
|
|
![]() |
|
午前8時32分、定刻どおり下関駅に到着。 ここで、電流方式の違いから、直流のEF66から交直両用のEF81に切り替える。 先頭車両を付け替えるのに、要する時間は約5、6分。 その間に、10号車を降りて、走って、先頭車両の写真を撮って、再び10号車に戻らねばならない。 戻らねばならない、と書いたが、別に全員がそうする訳でも、しなくてはいけない訳でもないのだが…。 5分もあれば、と思うが、ブルートレインは12両、後ろから3番目の車両から、降りて、子供を連れて走るのは大変なのだ。 人は何故走るのか。 それは「見たいという欲望」を満たすため(笑) 走って先頭車両まで行くと、ヘルメットにオレンジ色のジャケット姿の作業員が、切り離しに掛かっていた。 ゆっくりと離れていくEF66。 そして向こうのほうから、EF81がゆっくりと下がってくる。 バック出来るんだ…と、改めて気付く。 そりゃそうだ、切り替えして向きかえるわけには行かないもんな。 車両の後ろに立った作業員が、緑の旗を振って誘導する。運転士が、窓から顔を出し、後方を確認し、ゆっくりとバックしてくる。 窓にそっと掛けられた手には、真っ白な手袋が(ハァハァ)。 その車体は、青色ではなく、色あせたような朱色…ん〜ローズピンクか?トマトみたいな?小豆色???(赤13号というらしい) これじゃブルートレインじゃないじゃん、と思ったら、客車が青ければ良いそうだ。 カメラと「見たい欲望」をもった人たちが、その様子を見守っている。 |
|
![]() |
| 壁にあった温度計。 JNRの文字が。 5月とはいえ、22度は寒かった…。 |
![]() ■ ![]() |
門司駅。 食料が減り少し軽くなったとはいえ、やはり大きなカバンを抱え、ホームへ降りる。 一緒に、ゾロゾロと降りてくる乗客。 ここでは、先ほどの交直両用EF81から、交流のED76へ切り替え。 そして、ここでついに「富士」・「はやぶさ」が、それぞれの終点、熊本と大分へと分かれるのだ。 切り離しを見るのは諦めて、先頭車両の方へ。 先ほどと同じ様に、まずEF81が離れて行き、ゆっくりと白い手袋…もとい、真っ赤なED76が下がってくる。 ガチャリ、と繋がる。 一部の乗客が、「はやぶさ」号に戻っていく。 出発の時間だ。 ホイッスルの高い音が、ホームに響く。 バイバイで見送ると、チラっとこちらを見た運転士が、軽く手を振ってくれた。 先頭から6両、「はやぶさ」号が、熊本に向かってゆっくりと走り出す。 「はやぶさ」号が見えなくなると、今度は「富士」号の先頭車両が入線して来た。 |
|
![]() |
平日の朝ではあったが、通勤通学の時間を過ぎていたせいで、門司駅に人影は少なかった。 |
▲JR九州ご自慢のピカピカのエル特急787系有明 |
| ▲Page top |
| ▲Report index |