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#13 Candle night  
       
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Turn off the lights,take it slow.
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6月21日は、夏至である。
言わずと知れた、昼が一番長い日である。

最近、この日に、全国的に広まりつつあるイベントがあるので、紹介したい。



『100万人のキャンドルナイト』


これは夏至の夜、20時から22時の間、みんなで一斉にでんきを消しましょう、というもの。
その目的は、省エネのためでも、世界平和を願うためでもあっても良いが、それが一番の目的ではなく、無理をしてそれをするのではなく、
普段の暮らしをしながらも、過剰な電飾の明かりにまみれた日常から少しだけ、自然の光だけで「過ごしてみる」
1年のうちたった2時間、好きなろうそくの灯りをともしてみる

…というイベントだと思う。
というのも、このイベントについては、色々な考え方や解釈があってよいと思うので。
共通するのは、とりあえず2時間、電気を消してろうそくの明かりで過ごすこと。
全国で色々な人が参加していると思えば、なんだか面白いと思い、我が『チームへなちょこ100%(もはや意味がわからん)』も(またまた勝手に)参加することにした。

キャンドルナイトというからには、まずろうそくを集めねば。
さすがに仏壇のろうそくでは、キャンドルナイトというより、
百物語になってしまうので、よっすぃー隊員と色々選んで購入。
様々な色で様々なタイプのものを。

今夜は、20時までにササッと作れて、暗闇でも食べやすいものにしようと、ぶっ掛けうどんに決定。よっすぃー隊員もカズ隊員も待ちきれない様子でキャンドルの準備。


そして20時20分、消灯。
間に合いませんでした、20時に(笑)
いいんだ、無理はいけないってオフィシャルサイトに…(勝手な解釈)

準備に時間がかかり、遅い夕食。
暗闇の中、キャンドルの灯りが温かい。
…いや、むしろ暑い。
しかし楽しいイベントであって、怖がるようでは本末転倒なので、それなりの数に。
いつもの当たり前を崩すことで、電気のありがたみを感じてもらう。
「今日は電気休憩?」
「そう、休憩」
これも5歳なりの解釈。
よっすぃー隊員:「暑いんだけど」
ワタシ:「だって扇風機掛けたら火が消えるもん」
カズ隊員:「だめ!消したらだめぇ!」
それでも怖がる奴、1名…。
▲いつもよりちょっとおいしそうに見えるうどんと、キャンドルの明かりでご飯を食べるよっすぃー隊員。
夕食を済ませ、キッチンのキャンドルを消すと、今度は居間に灯りをともす。
階段にも1つずつ。
割と明るくて、怖がっていたカズ隊員もお気に入りのおもちゃを手探りで出してきて、遊んでいた。

よっすぃー隊員は、お気に入りのフローティングキャンドルと、お花のキャンドルに火をつけてしまうのをためらっていたが、炎の美しさの誘惑には勝てなかったようだ。

そして暗闇で遊ぶといったら、やはりコレ、影絵だろう。

他にも、ハサミやヘアクリップなどを角度を変えて投影し、何かを当てるクイズをしたり、ナゾの踊りを踊ったり。
妙なハイテンションで、盛り上がる二人だった。

(やはりアレか、人間世界共通で火を見ると踊りたくなるのか?)

ついでなので、トイレもお風呂もキャンドルライトで!という徹底ぶりで、非日常を楽しんだ。

それにしても、今日は何度もついスイッチに手を伸ばしそうになる。
日常で、いかに当たり前に電気を使っているか、痛感させられる。

そして迎えた22時。
しかし、開始が20時を過ぎたロスタイムとして、まだ電気は消しておこう。
それよりも、このゆっくりとした時間を、日常に戻してしまうのがもったいない気がして。
そしてタイチョー帰宅。
「お、やっとるじゃん。何時までするん?もうとっくに22時過ぎとるじゃん?」
電気をつけそうになるタイチョーを、よっすぃー隊員が止める。
「今日は電気休憩なん。だから今日は付けたらいけんの」
そうか、と目を細め、キャンドルの灯りでビール
(嘘です、発泡酒です)のグラスに口をつける。
「電気の話とか、温暖化の話とか、聞いた?」
「うん、氷が解けておうちが海に浸かるんよね、それでペンギンとかシロクマとかが、ぷかぷか〜って…」
ギョッとして思わずワタシの顔を見るタイチョー。
いいいい言ってない、そんなこと言ってない!そこまでは言ってないっ!
でも否定しきれない。
今すぐ我が家が水没しなくとも(ペンギンがぷかぷかしなくとも)、環境に変化が起こっているのは事実。
はたしてこのキャンドルから発生されるCO
はどうなのかも気になる。
「じゃあ、今日は夜更かしせずに早く寝よう!」
テレビもつけず、PCに触れることもなく。
キャンドルの灯りを頼りに、寝室へ行くよっすぃー隊員。
暗闇の中、いつの間にか寝てしまっていたカズ隊員を抱っこして
後に続く。。
おやすみなさい。
キャンドルの灯りを吹き消して。
我々のキャンドルナイトは
幕を閉じた。
火の始末は確実に!

『100万人のキャンドルナイト』について、詳しくはコチラ
http://www.candle-night.org/jp/
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