■■Report #102 Report index


日本最北!


日本最北の地といえば、宗谷岬。
あの△の石碑があるところである。
しかし、今回我々が向かうのは、最北は最北でも、日本最北の「動物園」、旭山動物園なのである。

へなちょこ隊、目指せ、最北(の動物園)!


2010年12月25日。

午前8時発のL特急スーパーカムイにのるべく、慌てて札幌駅までやってきた我々へなちょこ隊。
あと数分で発車だけど何故か撮っちゃう行先表示と列車の写真(笑)
ちなみにコレは、785系だ。

天気予報では、今日はこの冬一番の寒さでしょう、なんて言っていて、広島県人の我々はすでに足の裏にカイロも貼って準備万端だ。
(しかし車内が暑いことは忘れていた)
列車は約1時間30分でJR旭川駅に到着。

ワクワクドキドキなのと、見慣れない一面の雪景色や、町並み(特に家の形)に驚いているとあっという間だった。
車内の暖房が良く効いていて、うっかり貼ったカイロに暑くて一枚ずつ脱いでいってもう脱げないところまでいった頃にちょうど着く感じだ。
そこからまたバスにゆられて40分。
コラコラ、カズ隊員、曇った窓に落書きしてはいけません!

そしてついに到着、旭山動物園!
旭山動物園。

言わずと知れた、北海道旭川市にある動物園である。
入場者減少を打開すべく、動物の自然な生態が見られる行動展示を実現する施設づくりに着手。新館オープンや職員による手作り看板が話題になり、テレビでも取り上げられ一躍有名に。
まさに「こんなのみたことない!」な角度から見ることの出来る動物園だ。
ちなみに、旭
にあるのに旭動物園なのは、近くにある標高295.2mの旭山から。
紛らわしいなぁ(笑)

雪で真っ白な動物園なんて初めてだ。
ワクワク、いよいよ入園。
タイムスケジュールを見ると、すぐに「ペンギンのお散歩タイム」が。
ずら〜〜〜〜っと並んだ人たちの前を、よちよち歩きのキングペンギンが歩いて来るのだ。
散歩は運動不足解消のためらしいが、冬季の積雪時のみで、さらについて来る奴だけ連れて歩くそうなので、ペンギン館に残るのもいるそうだ。

よちよち、とてとてと歩いて来る十数匹のペンギンたち。
間近でみるペンギンは…で、でかい!
そして目が
…怖かった…(;゚`Дフ。ウワァァァン



次はアザラシ館へ。
入口の看板のアザラシの絵がとてもカワイイ。
ここは、マリンウェイという円柱の水槽があって、好奇心旺盛なゴマフアザラシが、逆に人間を観察しに来るのだ。
通るのは一瞬だが、ちゃんとチラっと見ていくのがカワイイ。


ライオンもいる。
百獣の王ライオンもさすがに寒いのか、雪の上のスノコから動こうとしない。それがガラスのまん前においてあるので、我々はものすごく近くで見ることが出来るのだ。


エゾヒグマもいるらしいが居なかった。
ヒグマは北海道では「キムンカムイ」(山に住む神、の意)と呼ばれ、豊かな恵みをもたらす神とされていた、と説明されていた。
カズ隊員は、ヒグマの足型に自分の手を合わせて、その大きさに驚いていた。
ちなみに、タンチョウは「サロルンカムイ」(=アシ原の中に居る神)というそう。
アイヌの人たちが、動物たちを「カムイ=神」とし、大切に暮らしていたことが伺える。


次はホッキョククマ館へ。
ホッキョククマはいわゆるシロクマである。
手作り看板が、味があってカワイイ。
泳いでいるところを見たかったが、雪の上をウロウロするだけだった。
カワイイようなコワイような。
骨格標本や剥製もあって興味深い。じっくり眺めた後はオオカミ館へ。

どこかで見たことあるオオカミだなと思ったら、絵本「あらしのよるに」のオオカミだった。
作者のあべ弘士さんはここ旭川出身で、以前、旭山動物園の飼育員だったらしい!



100年ほど前までは、この北海道の大地にもオオカミが暮らしていたわけで、人間のせいで絶滅してしまったオオカミの展示には特別な思いが込められている様に感じた。
その100年前までは当たり前だった森の様子を…エゾシカがいて、オオカミがいて…さすがに一緒には出来ないので、柵で仕切って同じ敷地内で展示されていた。

柵があるとはいえ、オオカミの隣に住むシカの気持ちってどんなんだろう、と思ったけど、よく考えたら自然界にいるシカなんて柵が無いんだよね…。
夏の北海道では珍しくないエゾシカだが、雪の上で見るとまた雰囲気が違う。

よっすぃー隊員はシカの角ヘルメットを被ってみるが、角が重くてまっすぐ立つことも出来ない。シカの首って強いんだなぁ…。


そしてカズ隊員お待ちかねのペンギン館へ。
360°見渡せる水中トンネルを歩いていると、横を飛ぶようにビューッとペンギンが泳いでいって「わぁ!わぁ!」とカズ隊員大喜び。
キングペンギンとエンペラーペンギンの違いがイマイチわからなかった我々だったが、雛の色が違うことに気付く。
なんだあの茶色いのと思っていたデカイ鳥。(左下画像)
あれがキングペンギンの雛。
ということは、カズ隊員が持っているペンギンのぬいぐるみは、エンペラーペンギンの雛なのね!ということが判明。あの有名な「ピングー」も、エンペラーペンギンなのね!!!
ついでにこの前脱走したのはフンボルトペンギンね!
って、どうでもいいか…。


(右下)ペンギンの大きさ比べ。
右より、ヒゲペンギン、アデリーペンギン、キングペンギン、エンペラーペンギン、カズペンギン、ヨッスィーペンギン…?

他にも、アライグマや、レッサーパンダ、もうきん舎にはオオワシやオジロワシなどがいた。
ワシは大きくてかっこよかったなぁ。
(2012年より、「シマフクロウ舎」になっているそうだ)

一通りみて歩いた我々は、もうひとつ楽しみを見つけた。

なんと!
自動販売機があのオリジナル看板の動物の絵なのだ。

園内のいたるところにある自動販売機、ぜひとも探してほしい。

それにしても、このReportを書いているのは6月なのだが、なんでこんな季節はずれなことをやっているかと言うと。
夏に向けて暑くなっていく今、冬の記事読んだらちょっと涼しく感じてエコかな〜とか。
これから冬に向けて旭川動物園に行こうと思う人が検索してヒットしたらいいな〜とか。
まぁ、単にサボっていた、と。


とりあえず、最北の動物園を制覇したわれわれへなちょこ隊。
じゃあ次は最南の水族館か?!なんて話していると閉園のアナウンスが。
何故かよっすぃー隊員とカズ隊員に、シロクマとペンギン(キングペンギンと思われる)のぬいぐるみを買わされ、動物園を後にしたのだった。
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