■■Report #99 Report index


『サーキットの格闘技』の異名を取るFIA世界ツーリンカー選手権(WTCC)。
今年もやってきた、岡山国際サーキット。
昨年は生憎の雨で、“雨の高速道路を走るカラフルな車の列”状態になってしまった上に、びしょ濡れになって眠りこけるカズ隊員…1大会で2戦行われる決勝の2戦目を見ずして帰ることになった。
(Report#79)
日本ラウンド3回目、そして岡山での大会が最後となる今年こそ、ドライコンディションで最高の激闘を観戦したい!


10月30日、今日は予選。

のんびりサーキット内を散策。
相変わらずレースについて学習しておらず、どの車が何のチームで、誰がどの車に乗るのかさっぱりわからない状態だが、この雰囲気が楽しいのだから良いのだ。

それでも直前に得た情報によると、3月のブラジル戦を皮切りに、夏のヨーロッパを経て9大会を終え、残すところ日本での2戦とマカオでの2戦のみとなっており、タイトル争いが佳境に入っているという。

つまり「面白い」状態になっているらしい。

注目のドライバーは、シボレーのY・ミュラー、BMWのA・プリオール、SRスポーツのG・タルクィーニの3人。
トップを行くミュラーとタルクィーニのポイント差は29点だが、優勝25点、2位で18点、3位は15点…10位までが得点対象となる今季のポイント制では、29点なんてどうなるかわからない。

…という、「面白い」状態。
ま、誰が誰かわかれば「面白い」んだろうな…。


いいんだ、あそこのピットクルーはイケメンだとか、サインボード持つお兄サンがちょっとかっこいい…とか、そんなのも面白いんだい。


そして10月31日、いよいよ本戦。

晴天とは言い難いが、雲も薄く、淡い日差しの中朝を迎える。
やった!
「晴れの国」での開催最後の年くらいドライじゃないとね!
決勝まで時間があったので、牛串を食べたり、焼き鳥を食べたり、焼きそばを食べたり(…って食べてばっか!)、あとブースを覗いたり、ステージ周辺をウロウロ。
ホームスタンドから、ピットの様子をレンズ越しに覗いてみると、クルーが忙しげに本戦に向けてマシンの調整を行っている。


イイ!つなぎ、イイよ、グッジョブ!

そんな不謹慎な私のせいか、レース前になって雲行きが…なんて言っていると雨が…!


ええええええええ!?
最後の年だと言うのに…!
「晴れの国 岡山」じゃないんですかぁぁぁぁ?

2度あることは3度あるのね(涙)

そして今年も雨の中、セーフティーカーの先導によりレース1スタート!
『雨の日の高速道路』にしか見えないSCラン2周を加え16周で争われることに。

晴れていてもよくわからないのに、雨で余計訳のわからなくなったレースは、結局ロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)が優勝。
2位は、アンディ・プリオール(BMW320si)、イバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)が3位に入った。
インディペンデントクラスでは、谷口行規(シボレー・ラセッティ)が日本人初優勝!
しかしそれがどういうクラスかはワタシにはよくわからない(笑)
とりあえず、おめでとう!

レース2はさらに雨脚が強まり、やはりSC導入のスタート。
コース上の水もすごくて、真っ白に水しぶきが上がっていく。

グルグル回る車もいて、ちょっとドキドキ。
ぶつかるんじゃないかと思うくらいのside by sideは、やっぱりぶつかっちゃったみたいで大混乱。

晴れていてもよく…(略)…。
結果はアウグスト・ファルファス(BMW320si)が優勝!
2位はコリン・ターキントン(BMW320si)、3位はイバン・ミューラー(シボレー・クルーズ)となった。


最後の最後まで雨となってしまったWTCC岡山ラウンド。

来年からは、鈴鹿での開催が決まった。
岡山でしなくなるのは絶対、雨のせいだと思う!(笑)

まぁ、こんなにまったりとした雰囲気で、モータースポーツの世界三大選手権のひとつが観戦できたのは、例え雨でも幸運なことだ。
いつかまた鈴鹿にでも観にいけたら…もっと幸せかも。
その前に、もっと勉強しておこう…と、濡れた靴を脱ぎ脱ぎ、帰りの車で決意するへなちょこ隊であった。

Page top  
Report index