■■Report #95 Report index


突然だが、ワタシは馬が好きだ。
噛まれた事もあるが大好きだ。


8月、大山に行った際、乗馬が出来ると知り「大山乗馬センター」を訪れた。
引き馬では物足りないので、小学1年生以上を対象としたトレッキングコースで。

よっすぃー隊員、初めての乗馬に、最初は緊張の面持ちだったが、途中からは振り返ったり、景色を楽しむ余裕も。
「すごいね〜!」
スタッフの人にも褒められ得意げなよっすぃー隊員。
カズ隊員は年齢が達していないのでタイチョーと二人乗り。
「おかあさん、一番嬉しそうですね…」
ハイ、ええそりゃもう嬉しいです。


ところでワタシの跨る鹿毛のサラブレッド、名前を「丸千代」という。
何故に丸千代?と思ったら、競走馬時代の名前が「マルチロードスター」で、「マルチ…」の部分だけが残って「丸千代」となってしまったのだそう。
へぇ、競走馬だったのか。
最後に走っていたのは…んんん?福山競馬場?!



福山競馬場―――

広島県福山市にある、地方競馬場である。


1949年(昭和24年)に開設、2005年12月にサラブレッドが導入されるまで、アラブ馬のみで競馬を行っていた、「アラブ最後の聖地」として有名である。
残念ながら、アラブのみで編成するレースは2009年9月27日(日)の「アラブ特別 レジェンド賞」をもって終了してしまった。
サラブレッド本格導入のため、コース改修を実施、2007年にはJRA認定競走も実施されている。

しかし経営状況は厳しく、2010年には「福山市営競馬検討委員会」が設置され、競馬事業の存廃についての議論が行われている。
騎手や調教師たち関係者が収入減を覚悟で事業継続を訴えたため、黒字確保が見通せなくなった時点で速やかに廃止する――との条件付きで事業継続を認めた。

地元福山では何度も耳にしたニュース。

行かねば!!!
ここで丸千代に出会ったのは、福山競馬に行けという思し召しなのだ(きっと)。
福山けいばに行かねば!!!


私を競馬に連れてって!!!






―――そしてやってきたぜ、福山競馬場。

入り口にはこんなポップでキュートでハートくすぐるワンダーランドな演出(笑)をしてあるのに、敷居が高いのは何でだろう…。


やっぱアレかな、子供の頃から「帽子&作業服もしくはジャンパー(ブルゾンではなくジャンパーな感じ)」「手には新聞、耳に赤ペン」、そして「飲み物はワンカップ」な出で立ちのオジサマ方が「明らかに平日なのに朝から出入りしている」のを見てきたからかな…。

入り口で入場料100円を払って中に入る。
ゲートで100円入れてもよし、お姉さまに払ってもよし。

そこで突然耳に入る軽快な女性ボーカルの歌。
 ♪マジで そんな楽しいなら 福山競馬連れてって〜♪
これは福山けいば応援ソング「One day」。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/keiba/song/song.html

えええ、マジでそんな楽しいのか?
へなちょこCLUB KEIBAが福山けいばに潜入する!

おっと、その前に、福山けいばは場内で撮影するには「許可証」なるものが必要だ。
事務所で手続きをし、許可証をもらう。



まず場内の紹介を。
入場門を入って目の前に「総合案内所」がある。
その向かいには売店と、福山けいば専門誌「福山特報」「福山エース」「キンキ」の3誌(各550円)が並ぶ。

奥にはパドック。
出走前の馬たちを間近で見ることが出来る。

この上には応援旗も飾ってある。


観覧席は色々あって、有料(500円)のわくわくルームの他に、無料のどきどきルームというのがあって、団体専用席やファミリー優先席、なんとカップル優先席なんてものもある。
ちなみにワタシは3階席から観るのが好きなのだが、パドック→返し馬→投票→3階で観戦→パドック…の繰り返しは結構良い運動になる。

そして最後にコース。全周1000m、右廻り平坦、ゴール前直線距離200mという小さな競馬場ではあるが、その全貌をカメラに収めようとしたら無理だった…。



さて、紹介はこの辺にしておいて。

パドックに向かう我々。

ここでしっかり観察して調子の良し悪しをチェック!
チェック…できる「目」を持っていないので、「いやんカワイ〜v」と眺める。

そして、う〜んう〜んと悩みながら、勝ち馬投票券を購入。
マークシート式の投票カードを塗りつぶして、窓口、もしくは自動券売機へGO!


こらこら、カズ隊員、マークシートに落書きしちゃいけません!

そして競走開始。

勝てと念じながら応援する。

「おどりゃあ、何しょうるんじゃあー!」
「させさせー!」
「ありゃあいけんじゃにゃーか」
「よっしゃ、そのままじゃー!いけやぁ−!」

競馬には、ドラマがある。
…ちょっと周りの声援がコワイけど。
そして運がよければ、自動払い戻し機へ☆

へなちょこCLUB KEIBAのモットーは、
入場料+新聞代+昼食代分勝てたらそれで良し!
ちなみに、昼食はヤマモトショウテンの「やきそば」か、ホースショップの「ラーメン(煮卵入り)」がお気に入り♪
なくなり次第終了なので、ある程度のところで食べに行こう。

これを立ったままもっさもっさ食べるのが「ふくやま競馬流」…?

この一連の流れを繰り返すのだが、あまり馬のことを詳しくない私でも、近くで馬を見ることが出来るし、周りの観客の罵声(子供たちにはあまり聞かせたくない内容だったりするが)を聞いているだけでも、それなりに楽しい。
よっすぃー隊員とカズ隊員も、きょろきょろしながら大人たちの間をすり抜けて最前列に行ってみたり、新聞と馬を見ながら予想してみたり、それなりに「大人の世界」を体験し楽しんでいるようだった。

しかし、今日はちゃんと目的もあった。

「ハマノバレンタイン」という馬が出走する、というので応援に来たのだ。

この「ハマノバレンタイン」、別名「ハート王子」と呼ばれる。
なんと額にきれいなハート型の流星がある。
しかもその名の通り、2009年2月14日にデビューしたという馬なのだ。

どのくらいきれいなハートかというと…写真の通り。
う〜ん、見事なハート。
よっすぃー隊員を「カワイイ〜」とメロメロにさせた青毛の王子である。


ドドドッと響く蹄の音、ムチを入れる音、飛び散る砂と砂煙…
臨場感溢れるレースが見られるのは、やはり小さい競馬場ならでは!

「頑張れ〜!」
よっすぃー隊員とカズ隊員のカワイイ声援と、
「おらぁ〜何しょうるんなぁー、早うさせえやぁ」
というドスの効いた熱い(?)声援のお陰か、4番人気だったハマノバレンタイン号、見事一着!

「やったぁ〜!」

「お!オレ買っとるで!」
自慢げなタイチョー。
「いくら買ったん?」
「…100円」
「………」

・・・とまぁ、こんな♪マジで〜そんな楽しい〜♪な一日をすごしたへなちょこCLUB KEIBAであったが、前述の通り、依然苦しい経営状態にある。

場内の「福山競馬応援隊」と書かれたボードには、福山競馬の存続を熱望するファンたちからの応援メッセージが寄せられていた。

県外からのファンや、親子3代で来ました!みたいな人や、若そうな女の子の文字、「やめるな!やめるとこまる!」なんていう切実な(?)声もあって、皆に愛されているんだな〜と実感。

何とか存続して欲しいものだ。
ちなみに。
なんと10月には、あのJRA所属 武豊騎手と内田博幸騎手が応援にやってきた!


騎乗はなかったが、トークショーでは 「一緒に頑張ろう」と場内を盛り上げ、インタビュー、握手会などを行った。。

その日の第9Rは「内田博幸騎手来場記念」、第11Rは「武豊騎手来場記念」が開催された。

のちにニュースで応援のために「無償で」来てくれたと知る。


福山競馬で武豊ら握手会

 日本中央競馬会(JRA)所属の人気騎手武豊さん(41)と内田博幸さん(40)が25日午後4時55分から、福山市千代田町の福山競馬場で握手会を開く。
 先着300人。午前11時55分から場内のホールで整理券を配り、うち60人にサイン色紙を贈る。握手会に先だって、午後2時35分からトークショー、同3時20分から大型ビジョンでインタビュー放映もある。
 存続の危機にある福山競馬の馬主や調教師が来場を要請。2人は「支援に一役買いたい」と無報酬で応じた。京都―福山間の交通費は市が負担する。      

by中国新聞


いい人だ〜〜〜〜。


ワタシ自身、競馬に興味は無かったのだが、子供の頃からあって当たり前だったものが、ある日なくなってしまうというのは、寂しい事だと思う。
かといってまるっと買い取るお金もないので、今出来るのは、この誰も来ない過疎サイトで紹介することと、直接足を運ぶことくらいだ。
私を福山競馬に連れてって!
皆も福山競馬行ってみて!


頑張れ!福山競馬!!!
※場内での撮影は、許可証が必要です。
簡単な手続きで発行してもらえますので、許可証をもらって撮影しましょう。

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