■■Report #81 Report index
 臨時列車を待つ、
 行橋駅の発車標。
 
 その名も、
 「築城航空ショー号」


11月29日、我々へなちょこ小隊は、JR行橋駅に居た。
今回は、しかし鉄道モノではない!

まだ薄暗い中ホテルを出て、駅に向かうとすでに『航空ファン』らしき人たちの姿があった。
航空祭のために臨時列車が出るなんてスゴイ。びっくりした。
航空祭会場には駐車場が用意されていないので、公共機関を利用するしかない→駅混乱→臨時列車運行、となったのだと思う。
何て行き届いたサービスなの!!!
臨時列車は待っていられないので、やって来た電車に乗り3駅向こうの築城駅へ。
そこでもう一度びっくり。
なんと通常の改札口ではなく、航空祭用に臨時改札が設置され、最短ルートで会場に向かえるという素晴しいサービス!
すごい、すごすぎる!!!
JR九州GJ!  "(#  ̄ー ̄)〇""グッ"ジョブ
タイチョーいわく、「今日は特別に特急も止まるのよ」だって。
一通り感動したところで、人の波に乗り我々も会場へ。
このとき0700、ようやく明るくなり始める。
そう、今回は航空祭。

すでにすごい人。
しかしエプロンエリアへの入場は0800、開放までまだ1時間はある。
うろうろしながら時間をつぶす。
0750頃、T−4、F−15、F−2によるデルタ隊形でのオープニングフライト。
なんと、開場前にオープニングフライトがあるのだ。

朝日を浴びて、背中がオレンジ色に輝いていた。


開門の時間が近づくにつれ、人が動き出す。
にじりにじりと入り口付近に寄っていく人々。
いわゆる『開門ダッシュ』を見ようと思ったが、ちびっ子には危険なのでやめておいた。

中に入ると、会場が広いので人は分散されるのだが、なにやら長蛇の列を発見。
何と自衛隊グッズのブースに並ぶ人たち。
ブースに、人だかりが出来るのは多々見てきたが、行列が出来るのは初めて見た・・・。

0825、救難隊の展示が始まる。


U−125AとUH−60Jのペアはいつ見ても良い。
救難展示中の相方の周りを、水色の機体U−125が見守るようにぐるぐる回っているのだ。
これって何ですか、相棒萌え?
そしてUH−60J『こんなヘリに助けられたら酔うだろう、むしろ吐くだろう』的な素晴しい機動力でもって要救助者をピックアップし、救難展示を終えた。



その後、陸上自衛隊のAH−1Sによる機動飛行。
(個人的に萌え要素が薄かったので省略)
「ほらケロヨン来たよ、ケロヨン!」
足元で遊んでいるカズ隊員に教えてやる。
※ケロヨン→新田原のF−4EJ改がカエルのマークであるため。

0915、301飛行隊による機動飛行。

垂直尾翼に本当にカエルのマーク。
普段なら余裕で見えるのだが、今回肉眼では苦しいくらい高いところを飛んでいたような。

0930、ここ築城基地の所属、304飛行隊のF−15J 3機による機動飛行。
まずは1機がテイクオフ。

アフターバーナーの赤い尾を引き、観客の前を勢い良くあがっていく。



ベーパーを引きながら…




ゆっくり回転…ん?





↓拡大。
んんんんん???

3枚目の写真を撮った後、タイチョーがモニターを覗き込んでいる。何か黒い影。
「鳥?」
「いや、どんだけデカイ鳥よ、それ…」
拡大してみよう。

確かに何かあるね〜ハハハという程度で、そのときは余り気にもしなかった。

しかしこれが今日の航空祭を大きく左右する
出来事になろうとは…!!!

 29日午前9時半ごろ、航空自衛隊築城基地(福岡県築上町など)で開かれた航空祭で、離陸直後のF15戦闘機から、左側水平尾翼の先端部などが落下した。
航空祭には約6万人が見に来ていたが、けが人や建物の被害報告はないという。
同基地が落下原因を調べている。

 築城基地によると、同基地所属のF15戦闘機3機が午前9時半ごろ、日ごろの訓練の様子や成果を紹介するため飛行したが、うち1機が部品落下に気づき、すぐに着陸した。
落下したのは、長さ約240センチ、重さ約5.5キロの水平尾翼先端部と、垂直尾翼の一部。いずれもバラバラになって、基地周辺の国有地と民間の空き地に落ちた。
 
 2009.11.29 18:04 産経ニュース
ちなみにこのニュースは帰ってから初めて知った。
会場では何のアナウンスもなかったのだ。
空を眺めていて全く気付かなかったが、地上では必死で部品探していたんだろうなぁ。

2機揃ってテイクオフ ベイパーをひいて飛んでいく

この後、1000より再発進・スクランブル展示。
帰ってきたF−15に給油して、次の発進に備えて色々装着されるらしいが、へなちょこ小隊はその頃トイレ休憩・・・。
まぁこの展示は、『開門ダッシュ』した最前列の人たちにしか見れないと思うので、ヨシとしよう。

しかも1035からの、F−2支援戦闘機2機による機動飛行展示は、カズ隊員の飛行機のおもちゃを買うのに並んでいて見逃すという痛いミス。
仕方ないのでブースから見上げる。
遠い…。


この後、エプロン地区で航空学生によるファンシードリルが始まる。
元自衛官だというオッサ…もとい、元自衛官だという年配の方が、最前列を譲ってくださったので、よっすぃー隊員とカズ隊員はファンシードリル満喫。
途中、まさかのカズ隊員陥落(ホント、どこでも寝ます)により、ワタシとカズ隊員は後列に下がるも、よっすぃー隊員は最後まで満喫していた。


1140から、再びF−2による模擬対地射爆撃。
さっき見逃したので今度は!


滑走路上に現れたF−2が通過すると、ドンドンドンと音がして、撃ったと思われる位置からちゃんと煙が上がっていた。
う〜ん、かっこいい。

1210、防府北のT−7練習機4機による航過飛行。
ダイヤモンド隊形、トレイル隊形など形を変えながら航過飛行
リモートでやってきた彼らは、最後大きく翼を揺らし、「バイバイ」をしながら帰っていた。
このバイバイが何か好きだ。

そして残念なことに、F−2の機動飛行、F−15の機動飛行を点検のために中止するとのアナウンスが流れ、繰上げてブルーインパルスによる曲技飛行が行われることに。

えええええ、機動飛行見たかったのにぃぃぃぃぃぃ。

それも仕方がない、何てったってF-15の垂直尾翼の一部が落下していたのだから…。
しつこいようだが、この時はまさかこんな事が起きてるとは知らなかったので、ただただ残念だった。


いつも通り1〜4番機によるダイヤモンドテイクオフ、スモークを出しながら会場正面に戻ってくる。
5番機、6番機もテイクオフ、バレルロールで上昇する。

午後になり空はすっかり曇ってしまい、せっかくの白いスモークが映えないのが残念。
途中トラブルのためか、5番機が居なくなったが、途中から合流。
一瞬飛ぶルート間違えたのかと思った・・・。


最後の課目、コークスクリューを終えると、次々と帰って来る。
この後のウォークバックを一度じっくり見てみたいのだが、人だかりが出来ていて、人の頭しか見えない。
これは
開門ダッシュした人の特権だ。
仕方がないので、子連れの特権をフルに利用して、パイロットと一緒に記念撮影。
お願いすると、快く引き受けてくださる笑顔がステキ…。
やはり広報なので、子供には超親切なのだ。

これは3番機 原田一尉とのショット。
座って子供たちと高さを合わせてくださいました!

(〃▽〃)キャー♪
F−2の機動飛行、F−15の機動飛行の分、早く終わってしまったので、いつもは回りきれない地上展示を見て歩く事に。

展示機には燃料が積み込まれ、お土産らしきものも積み込まれ、帰投の準備が進んでいた。
ええ!?そこに入れちゃっていいの?という意外な部分にお土産が積み込まれた…!

今回は予想外なトラブルがあったり(帰るまで知らなかったけど)、それにより機動飛行が中止になったり、曇り空でブルーインパルスが真っ黒に写ったり、自衛隊グッズのブースの人だかりに近寄る事も出来なかったり、がっかりする事も多かった。

が!

航空祭用の臨時列車が出ていたり、航空祭用の臨時改札があったり、F−15の垂直尾翼の落下の瞬間が撮れていたり、ファンシードリル最前列を譲ってもらったり、大勢のパイロットと写真が撮れたり、良い事も多かったので、問題ナシ!
なにより、いつも閉門間際になると帰投見たさにロープを持って迫り来る隊員と睨めっこすることになるのが、『帰投見たい人はここで大人しく見ていなさいエリア』があって、良心の呵責に苦しまなくて済んだ。

ということで、中々充実した1日を過ごすことが出来たと思う。

思えば3年前、新田原基地航空祭(Report#39、40)の帰りに、外から眺めた基地内に居るのだ。
それだけで嬉しい。
願わくば今度はF−2と、F−15の機動飛行も見たい!
また来るぞ!と、帰投する外来機を見送り、我々も帰路へと向かった。
了 
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