■■Report #56 Report index


――That Others May Live――


2008年12月公開決定。
高山侑子主演、三浦友和、木村佳乃、中村雅俊など豪華キャスティング。
主演の高山侑子はCMでもカワイイ笑顔を振りまいている、1992年生まれの高校生☆


タイトルは、
「空へ〜救いの翼〜」



韓流ブームの際、あのメタセコイア並木を見に行くツアーが大人気だったように!!!
崖の上が舞台となったとされるあの町が、店先に「赤い金魚」の絵を置いて観光客を呼んでいるように!!!
ロケ地を訪れることで、よりその映画を身近に感じようという、映画ファンの心理に基づき、この冬公開される映画のロケ地を、いち早く調査し、皆様にお届けしようと言う企画である。
今回は、その撮影現場となった、石川県小松市にわれわれへなちょこ調査隊が潜入す!
ミッション前日、9月20日。
とりあえず、主な舞台となる会場付近を下見すべく散策。
なんと道路沿いには、駐車場の案内看板が!!!
あっちにも、こっちにも。
これは大変な事になりそうである。


と、そこで、
「石川県立航空プラザ」
という看板を発見。
横道にそれるが、航空ファンの我々は見学をすることに。


グライダーからジェット機まで様々な実物が展示されており、一部乗ったり触ったり出来るものも。
フライトシミュレーターや、航空機の飛行原理や仕組みが解説されたもの等、目で見て、触って、体験できる施設となっている。

航空プラザ全景。対潜哨戒ヘリHSS−2B(ちどり) T−2ブルーインパルス 実機展示コーナー


大好きなブルーインパルスの先代機、T−2のコクピットは覗けるようになっていて、よっすぃー隊員も興味深々。
型もペイントも違うから、わからないかと思ったら、
「これ、ぶるーいんぱるす〜!」とカズ隊員。
…へぇ、わかるんだー。へぇ…(複雑)


その他、足こぎ式のカワイイ飛行機があったり、F−2支援戦闘機のモックアップ(木型)があったり、グッズが販売されていたり…。

入館料無料なのに、充実した展示内容で、大満足の我々は、航空プラザを後にした。


なんて良心的なの、石川県…!

そんな事をしている内に、日も暮れ始め、下見は諦めて本日の寝床へ引き上げることに。
明日は早起きして、いよいよ映画の舞台となる、「航空自衛隊 小松基地」へ潜入だ!!!

(あら、もう話の展開にお気づきでした???)

そして夜中2時、目を覚ました我々は、会場近くの駐車場の開門待ちの最後尾に並ぶべく、駐車場の入り口付近へと向かった。
…3時、そこは駐車場待ちの車の列が、ずら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと並び、左端に車が寄せて停めてあり、それは工業団地の道という道に蛇のようにうねりながら続き、どこが最後尾かもわからない状態になっていた。
え?
コレ全部駐車場待ち…なんだよね、絶対。
一体何時から並んでるの、コノ人たち?

…これは、朝修羅場になる…

今まで並んだ数々の開門待ちなんて、全然ゆるいじゃん…。
小松基地の気合の入りように、
そう悟った我々は、尻尾を巻いて、会場近くの駐車場を諦め、遠くにある臨時駐車場を目指したのであった。
遠くの臨時駐車場は既に開放されていて、すんなり入ることができた。
駐車場から会場までのバスの運行開始までまだ3時間はある。
もう少し寝よう…。




ザァ―――――――――――――――――――――――――――――――――

朝から大雨だった。
「うわ、これ福山ナンバー?ってどこ?広島?うわぁ〜」という、他人の声で目が覚める。
むむ、誰だ…。
目をこすりながら、曇ったガラスを拭き外を覗くと、駐車場で記念切手を売る準備をしていた郵便局員?のようだった。
ええ、ええ、はるばる広島から来ましたよ〜だ。
余りの雨のすごさに、やる気を削がれのらりくらりと準備をしていると、始発のバスを逃してしまう。
まぁいいか、どうせこの雨では何も飛ばないゎ…。



とりあえず、レインコートを着込み、準備をしてバスへ乗り込む。
バスはあっという間に会場に着いた。
昨日のあの長蛇の列に並び、駐車場に停められたとしても、さらにバスを待って、バスに乗って…と考えると、こっちに停めて正解だった?!

会場は、雨にも関わらず既に多くの人が集まっていた。

※今回は雨ということで、コンパクトカメラでお送りします。。。

F−15に続き、救難隊のヘリからパラシュート降下、オープニングフライトで「08 航空祭 in KOMATSU」が幕を開けた。


F−15Jによる機動飛行、赤白の塗装のF−2B(岐阜)による機動飛行、三沢のF−4EJ改(特別塗装)の機動飛行…。

何も飛ばないわ、と思っていたら、プログラム通り飛んでいることに気付く。
スゴイ…。
あんなにすごい雨だったのに。
気付けば雨も小降りになっている。
巨大テルテル坊主の、『キットハレルヤ!!』くんのお陰か…?
左上/F−2B(松島) 中央/303飛行隊 F−15J 右上/F−4EJ改(三沢・特別塗装)
左下/F−2B(岐阜) 右下/F−15、8機による編隊飛行

そしていよいよ、今回の我々の目的、主人公 川島遥風(はるか)が所属しているという設定の、小松救難隊による救難展示が始まる。
いつもはその地味さから、トイレ休憩あるいはランチタイムになっていたのだが。
小松といったら救難隊!
なので今回のメインは捜索救難展示!!!


小松救難隊は、U−125A捜索機、UH−60J救難ヘリコプターを保有している。
救難隊といえば、山岳遭難や海難などの捜索・救助、また離島などの遠隔地からの急患搬送などや、地震、洪水などが起きた時の災害派遣などを行っているイメージが強いが、本来は、事故を起こした自衛隊機の機体・乗員の捜索救助が主な任務で、24時間体制で待機しているという。

メディック(救難員)は、現場がどのような状況でも、(海でも山でも崖下でも、雨でも雪でも!)出動せねばならず、しかも救出の途中でヘリが悪天候や燃料切れでその場を去る際には、現場に置いていかれる(!)事もあるため、かなりの体力と気力?、そしてサバイバル能力が要求される。
登山も潜水も、応急手当も、時には落下傘で降下することも…。
なのでメディックはとっても逞しく、カッコイイ。パイロットとはまた違ったエリート集団だ。


捜索救難展示が始まる。
水色の機体のU-125A捜索機と、洋上迷彩のUH-60J救難機はペアで運用される。
有事に航空救難を行う事を想定しているため、視認性の低いロービジ塗装にしてあるのだそうだ。

まずU-125Aが、現場の情報収集や要救助者の捜索を行い、要救助者を発見すると、UH-60Jが現れ、実際の救助を行う。
救難展示では、普通にロープで降りてくるだけに見えるが、「本番」となると、そこは切り立った崖の下であったり、荒れた海の上であったり、そのまま置いていかれたりと、とにかく大変だ。
すごいのはメディックだけかというとそうではなく、とんでもない状況でも操縦しないといけないパイロットや、燃料があとどのくらいだからこの風速でこの風向きで、あとどれだけ飛行可能かを計算する機上整備員(フライトエンジニア)とか、24時間体制で出動できるよう機体を整備する整備員とか…まぁ、一生懸命仕事している人は、みんな凄くてみんなかっこいいということか!
で、その救助活動が行われている間、U-125AがUH-60Jの周りを
心配そうに(←?)旋回しているのがまたイイのだ。

なんていうの、仲間意識?絆?いやもう家族?見たいな団結力が見え隠れしている気がするのは私が腐っているからでしょうか…。

今回特記すべきは!!!
降りてくるメディックの、袖がちょっと捲ってあって、黒い手袋と、捲れた袖の間の『絶対領域』から逞しい腕がチラッと!こう…チラッと!!!(ハァハァ)
ああ鼻血出そう…。
いつも制服に白手袋萌え〜とか思っていたのだが、
新しい『
萌え』を発見したこと
だ!!!(宣言)
いやぁ〜ん、かっこよすぎる〜
vvv
(完全に腐っている…)

  ▲要救助者のピックアップ。ストレッチャーが回転しないように、下でもメディックが引っ張っている   ▲上/良き伴侶U-125A  
    下/洋上迷彩になる前のいわゆる「救難カラー」

映画の主人公は、母親を救った航空救難団に憧れ、救難ヘリUH―60Jの新人パイロットとなる。
過酷な訓練や、救難の理想と現実、葛藤と戦いながら、救難ヘリ操縦士としての覚悟と誇りを育んでゆく―――というストーリーだ(と思う)。
驚いたことに、主役の女優サン、高山侑子のお父様は新潟救難隊員で、2004年の新潟県中越地震では実際に救助を行っているという。しかしその翌年、訓練中の墜落により殉職、その追悼式に参列するため上京したところでスカウトされ、女優の道を歩むことになったのだそうだ。
このエピソードには、ちょっと鳥肌が立ってしまった。

そして、恒例の一日基地指令はなんと!
この映画に出演するメディック役の渡辺大!

…って、誰?
と思ったら、渡辺謙の息子なのね〜!
背も高く、さわやかな笑顔と挨拶で基地指令を務めておられました。。。

でもやっぱり現役自衛官とは姿勢とか歩き方とか違うな!とか!

一応プライバシー保護のため?ぼかしてみた…。

―――That Others May Live―――

他を生かすために。
コレは航空救難団の標語である。
ワタシを含め、普通に会社勤めの方は、まず自分のため、そして家族のため、中には会社のために働いている人が殆どだろう。
だが彼らの仕事は、「他を生かすため」。
遭難者を助けるために、命を懸けて、あえて危険に身をさらす航空救難団の活動を少しでも知ってもらえれば、と思う。
…無謀な登山計画も少しは減るかしら。。。

ということで、12月13日(土)角川シネマ新宿他にて全国ロードショー、の この映画、
「空へ〜救いの翼〜」を、皆で観に行こう〜♪

ん〜、ん〜、広島県福山市(へなちょこ隊の本拠地だ)はどこで上映するのかな〜、と、『角川映画』HPの「上映劇場」を検索…

「・・・・・・・・・・・!!!」

…ふっ、福山、ないじゃん…。


…広島バルト11まで観に行かないといけないのか…???

へなちょこ調査隊は悟った。
映画の舞台より先に、見ておかなければならないものがあったことを…。


今回の調査報告。

@捲った袖と黒手袋の間の絶対領域萌え…
Aメディックはカッコイイ。
B福山では上映なし!



オマケ。

ドーザーやショベルで有名なコマツ(小松製作所)。
実は、ここ、小松市が発祥の地である。
もちろん、会場にもピカピカのホイールローダーが展示してあった!
08.11.16追記:これをUPした時点では福山の公開はありませんでしたが、この後福山でも上映が決まりました♪
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