■■Report #37 Report index



――――ジュラ紀へ探険…?


ここは今から約2億年〜1億5000万年前のジュラ紀。
へなちょこ隊、タイムスリップ?!
…というのは、ありきたりな前振りなのでやめておこう…。



9月24日、天気曇り。

遠出する気にもなれないビミョーな天気だが、家にいるのも退屈である。
最近、すっかり近場をうろつく事が日課?になっているわがへなちょこ隊。
今まで「いつか行けばいいや」と後回しにしてきた近場を、改めて探険中なのだ。
そして今凝っているのが笠岡市!
岡山県の西南部に位置する、人口57,000人の市だ。
笠岡といえば、「カブトガニ」、「干拓」などが有名だろう。

今日も意味もなくへなちょこ1号を駆って、いざ笠岡へ―――

「ジュラシックパークでも行くか!」
走行中目に入った看板で、行き先を決める事が多いタイチョー。
その一言に、ユニ○ーサルスタジオ・ジャパンに行けると勘違いしたよっすぃー隊員、大喜び。
先日テレビで、ハロウィーンイベントをしていると紹介されているのをみて、行きたい行きたいと騒いでいたのだ。
…いや、それじゃ近場じゃなくなりますから。
大阪、かなり遠いですから。

で、着いたところは「恐竜公園」。
カブトガニ博物館に隣接する、国内でも数少ない本格的恐竜公園である。
カブトガニが生きた化石と呼ばれることから、同じ時代に繁栄した恐竜を展示し、当時の地球環境を知ろう、という事だそうだ。

「…ここ?」
少し不満げである。
そりゃそうだ、ハロウィーンイベントなんてしてないもんな(笑)
しかし、そこは子供、車から下りると、嬉しそうに駆け出す。
「帽子、帽子!」
急いで追いかける。

ここは、3つのゾーンからなっていて、「森林」「砂漠」「海」を表した作りになっている。
公園内に入ると、まず目に入るのが、大きな岩山の前に立ちはだかるティラノサウルス。

地上最大の肉食恐竜といわれている。
「全長15m、推定体重10t…だって。こんなの来たらどうするぅ?」
臆病なよっすぃー隊員の事だ、目の前の恐竜に怯えているに違いない、と思い振り返ると、きゃーきゃー言いながらその足元で遊んでいる。
コレは怖くないらしい。

砂漠を模した大地には、ソテツが植えられ、雰囲気を出していた。
某恐竜映画(冒頭に思いっきり名前出てますが)でも、確かにこんな植物ばかりだったよな。

岩山には、翼竜、プテラノドンが翼を休めている。
いや、飛び立とうとしてるのか?


して、プロトケラトプスの巣と、2体のプロトケラトプス。
「あっ!卵があるよ〜!」
卵を発見したよっすぃー隊員の嬉しそうな声。
どうやら、卵を守っているらしい。
何から?
プロトケラトプスの見上げる先には…
なるほど、さっきのティラノサウルスね!

こんな映画の1シーンみたいなのが、実物大で見られるなんて感激〜!
…とまでは思えないのは、やっぱり電柱やら電線やら立ち入り禁止の柵やら、ゾロゾロ歩く家族連れのせいか…(笑)

そこから順路がアスレチック広場の前を通っていたので、しばらくよっすぃー隊員のお遊戯タイムになってしまった。

最近やっと靴を履いて歩く事に慣れてきたカズ隊員も、嬉しそうに歩き出す。
そして絶対無理だろうと思われるアスレチックに果敢に取り組んでいた。
そうそう、アウトドアの基本は体力と気力!
しっかり養いたまえ!!!

そこで30分ほど遊ばせたあと、泥だらけになった二人を無理やりアスレチックから引っぺがして、順路へ引き戻す。
少し歩くと、なが〜い首が。
「また何かおるよ〜」
よっすぃー隊員は、一人先に走っていく。
長い首に、大きな体、割と長い足。


  ▲ディプロドクス

ディプロドクスだ。
全長27m、推定体重10〜11t、草食…って、いったいどれだけ食べてたんだろう。
見渡すとそこは「森林ゾーン」と呼ばれる辺りだけあって、たくさんの木が植えてある。
イチョウやらスギやらシダやら、原始的な植物に囲まれているのだ。
これらも「生きている化石植物」といわれているらしい。
なるほど、これをムシャムシャ食べていたのね。
森林というにはちょっと木が少ないが、実際はもっとたくさん生い茂っていて、食べ放題だったのだろう。
少し奥に、これは近づけなかったが、アパトサウルスというのがいた。
遠目から見ても大きいのがわかる。
全長21m、推定体重30t、群れをなして生活していたとの事。
こんなのたくさんいたら、いくら草食でも怖いだろうな〜。

そしてスギとイチョウに囲まれて、多少狭そうに立っているのがイグアノドン。
これも草食。
よっすぃー隊員が、足元に行って見上げていたが、
全長9m、推定体重5tといえば、充分大きい。
が、怖がる様子もなく、足に抱きついたり、ポーズを取って写真を撮れと要求してきたり、余裕である。

ボソ(面白くないな〜)
「あ!あ!あれ、見て!!!」
よっすぃー隊員が指さす先には池が。
そしてそこにはエラスモサウルスの姿が。
ここは「海ゾーン」。
「…海?!」
むしろ池だが、海と言ったら海なのだ。
全長10m、肉食。
魚を捕らえるために長い首をしているのだそうだ。
ヤツと一緒に、カブトガニやアンモナイトも住んでいたのだろう。
その時だった。
近くにいたチビッコから歓声が。
「あ!あれ!何かおる!」
見ると水面が乱れ、何かがこちらに近づいて来るのがわかる。
水棲恐竜か?!
笠岡だけに「カッシー」とか?!
いやいや、カブトガニ博物館だけに「カブニン」とか?!
その物体はどんどん近づいてくる…!
へなちょこ隊ピーンチ!!!
某恐竜映画のように、タイチョーは家族を守れるのか?!!

「わぁ、コイじゃー」
「うぉ、でけー」


…ま、池ですからね。


              
▼イグアノドン アパトサウルス

エラスモサウルス

その時、カブトガニ博物館の閉館と、駐車場の閉門の時間を知らせる放送がかかる。
もう時間がない。
ひと通り見たし、帰ろうか。
気付くと3号(バギー)に座ったカズ隊員も白目をむいている。
「何かけっこう面白かったねぇ」
大人びた口調でよっすぃー隊員。生意気な(笑)
「どれが面白かった?」
と聞くと
「滑り台!」
即答。
ああそう。

ちなみにこの恐竜公園、駐車場も、散策するのも無料である。
ちょっと勉強もできるし、アスレチックもあるし、トイレも自販機もある。
タイムスリップも(?)できるし。
隣には博物館(これは有料)もある。
何より近場というのがいいなぁ。
今回は時間がなくて入館できなかったが、こんどは、身近にいる生きた化石、カブトガニについて、調査してみるか!
予定は未定、近場は「またいつか」で、いつになるかは分からないが、また新たな課題を胸に、へなちょこ隊はJurassic Parkならぬ、Horseshoe Crab Parkを後にした
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