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Report #27
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大空の盾
■■■■■■■2006.07.16

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空を衛る平和を守る…
       へなちょこ小隊、防府北基地に潜入す!


先日のミサイル騒ぎで、話題に上った日本の国防。
日本は「専守防衛」の国是から、敵地攻撃を目的とした武器の保有をしていない。
自衛隊は国土を守る「盾」の役割に徹し、敵国を攻撃する「矛」の役割は米軍が担うという事だ。
しかし被害を受けるまで何もしないわけにはいかないし、独立国家として最低限のものは…という意見が出始めて、波紋を呼んでいる。
難しい事はわからないが、『自衛』のためやむを得ない範囲で、どこまで備えられるか、そしてどこまで備えているのか。
そんな折、ちょうど航空祭が行われるという情報を手に入れたわがへなちょこ小隊。
一国民、一へなちょこ隊員(?)として気になる国防を調査しに、防府北基地に潜入する!

モエモエ
レポート第2段☆
さっ、行ってみよ→!
(結局萌えに走る)


真新しいへなちょこ4号(ついにデビューですよ!)に乗り、屋根を全開にし、向かうは山口県防府市。
目的地は防府北基地である。

▼4号、ついにデビュー!
日産「ラフェスタ」、パノラマルーフがお気に入り



先日のミサイル発射で、中止になるのかも、と心配していた防府航空祭。
予定変更もなく、行われるようでホッとしたのも束の間、今度は天気の心配が出てきた。
一週間前の天気予報は雨。
前回の美保基地で雨に遭っているので、タイチョーもビミョーな反応である。
そんな中、一人『念』を送り続けるワタクシ、ミキ隊員。
もちろんその内容は、『晴〜れ〜ろ〜』である。
そして念が通じたのか、前々日には曇り時々雨になり、前日には曇りになり、ついに当日には晴れのち雨にまで回復(?)した。
「どうする?」
と、尋ねるタイチョーを横目に行く気満々の私は準備に忙しい。
「…行く気なんね…」
しぶしぶ準備を始めるタイチョー。
そして今はハンドルを握っている。

「着いたよ〜」
門を抜けると、航空学生と思われる自衛官が駐車場まで丁寧に誘導してくれる。
すっかり晴れた空に、日焼け止めを塗り塗り、帽子を被り、いざ航空祭へ!


基地内に入ると使用されなくなった練習機や戦闘機やらが並んでいる。
異様な雰囲気なのだけど、やっぱりカッコイイ。
足元に設置された説明の入った看板をながめつつ、エプロンへ向かう。

まだオープニングセレモニーには少しあるくらい早かったが、結構な人で、ちびっ子たちはもう元気に走り回っている。
よっすぃー隊員も走り出したくてうずうずしている様子。
その視線の先には『ブルー・ドリーム号』という子供向けのミニ電車が。
ダメよ、今日の目的は日本の国防について…と言いつつ、私も整列しているドリル隊に釘付け(笑)

今回はファンシードリルを見るのも楽しみの一つ。
ファンシードリルとは、ライフル銃を、右に左に回したり投げたりしながら、20人〜40人程度のメンバーでフォーメーションを形作っていくもので、航空学生たちが一糸乱れぬ演技を通して、チームワークを育てていく…のだときいた
実は前回、美保基地祭でもやっていたのだが、
「ファンシードリル?なにそれ、子供の乗り物?」
と、見逃していたのだ。
ファンシーって言葉に騙された〜!!!
うわ〜!見たかった〜!!!
悔しいので今回は絶対に見る!!!
▲この時点ではまだ少ないと思われた人も。
エプロンへ出たらいっぱいいてびっくり。

挨拶が終わり、まずはT−7のオープニング飛行、続いて訓練飛行。
4機のT−7が軽いエンジン音と共に飛ぶ。

よっすぃー隊員はタイチョーに強請って、ブルードリーム号に乗車、乗車記念のカードをGETしてきた。
それを自慢げに見せながら歩いていると、迷子センターのテントの下の女性自衛官に手招きされ、シールをもらい、さらにご機嫌に。

▼次々急旋回していく
それからしばらくは、飛行展示がなかったので、地上展示を見て回ったり、売店を回ってみたり、エプロンをウロウロして過ごす。
よっすぃー隊員はT−7のコックピットに座って記念撮影、なんて体験も。
10時、「会場右手をご覧ください…」というアナウンスと共に、なにやらやって来る黒い影。
ん?
・・・・・・・  
うわ…!
一体何機いるの〜!!!

全部で10機のT−7の群れ。
初等練習機といえど、これだけ揃えば圧巻。
むしろ気持ち悪いというか(笑)
一番真ん中の人なんて、前後左右、斜め方向にまで囲まれてしまってるんだわ、と思ったらかわいそうに?なってみたり。

すごいな〜、かっこいいな〜!



左より、 
UH−60
 U−125  T−400  C−1
その後も、1分おきくらいに続々やって来た。
こんなに一度に色んな飛行機が見れると何か楽しい。


そしてT−4。
イルカのようなカワイイ機体。

全部航過飛行なので、あっという間にいなくなってしまった。
通り過ぎただけ…。
もうちょっと見せてよ〜。


晴れのち雨の天気予報が当たってしまうのか、だんだん雲行きが怪しくなって来る。
真っ暗な雲が近づいて来るのがわかった。
でも少し涼しくなったかな。

この後はタイチョーお気に入りのF−2支援戦闘機登場!
ブルーの洋上迷彩は空自ならでは!って感じで、クール!

でも真っ黒に写ってしまう…。ううう。
よっすぃー隊員は、戦闘機系の轟音が大嫌いで、超不機嫌になってしまったため、カキ氷を買って機嫌取り…。



そしてこの後、ついに雨が!
皆、屋根のあるところに避難して、雨をやり過ごす。

雨の中、エア・ロックが飛んでいたが、カメラ出せず…。
超低空飛行で観客の真上を飛んでいった時にはさすがに「おお〜!」っと周りから低い声が響いていた。

それからワタクシの今日のお楽しみ、ファンシードリル。

ハイ、動きのすごさに見とれていて、全然写真撮ってません。
しかもかろうじてシャッターを押した数枚のうち、ファンシードリルの動きのすごさを伝えられる物が一枚もありませんよ(笑)
これは生でみるか、他のサイトで動画を見るしかありません!

是非一度生で…!!!

そして昼休憩。
格納庫を休憩所として開放しており、そこにブルーシートが敷かれている。
カズ隊員は、そこでお昼寝。
ハンガーで昼寝なんて、そうそう出来んぞ。


そして13時、カズ隊員が起きたのでご飯を食べさせていると、タイチョーが写真を撮ってくる、と一人エプロンへ。
飛行展示が始まるのだ。
その直後だった。
「ゴオオオオオオオォォォォォ」
F−16の機動飛行が始まったようだ。
「うわあああああん」
泣きついてくるよっすぃー隊員。
カズ隊員もご飯どころではない。
しかたなくご飯を切り上げ、二人を抱いてエプロンへ。
カズ隊員は、音の正体の戦闘機の姿が見えると、手を振る余裕さ。
しかしよっすぃー隊員は…
「もう帰るぅ〜!!!こーわーいー!!!」
大泣きである。


そしてF−4の訓練飛行。
雨が断続的に降る中、観客に大サービス?
エプロンの真上を通過!
その迫力に、歓声が上がる。
アフターバーナーの轟音が、よっすぃー隊員の泣き声をかき消していく。
重い雲の切れ間に光るF−4の機体。


…ああ、かっこいい…


そしてこのあとは、いよいよ
    ブ ル ー イ ン パ ル ス !!!



…の、予定だったのだが。
築城、天候不良のため中止…!!!


うわああああん、
防府、せっかく晴れたのにぃぃぃぃ!!!

防府北基地は滑走路の関係で、現地から飛ぶ事ができず、離れた所からやってくるのだ。
現地が晴れでも、
そっちが雷雨じゃね…!!!
『晴〜れ〜ろ〜』と念じ続け、防府は晴れたが、築城にまでは念が届かなかったようだ。
これも仕方ない事か。

中止のアナウンスが流れると、ブルーインパルスを楽しみにしていたファンは一気に帰路に向かう。
航空祭はまだ1時間ほど残っているので、その波を逆行して、陸自の展示を見に行くことに。
ブルーインパルスが来ていたら、そっちを見ている間に時間が来て見ることがなかったかもしれない。
地上展示をじっくりみる良い機会だと思うことにしよう!(ポジティブキング)


ここ防府北基地は、航空自衛隊第12飛行教育団、陸上自衛隊第13飛行隊が飛行場を共用しているので、一度に空自も陸自も見れるオイシイ航空祭なのだ。

色々並んでいるが、はっきりいって、何が何かわからない。
全部覚える気がないので。
でも、何だか見ていて楽しい。
普段見慣れないからだろうなぁ。










こんなことも体験しちゃいましたv
使い方を親切に教えてくださいました。
結構な重さでしたが、コレは軽い方なのだそう…
「15kgのとかもありますよ」と笑顔で。

そして今回の目的、国防について…であるが。
…いやぁ、わかんないッス〜(笑)

正直、何が何だかわからない。
この基地の中に、もしかしたらスゴイ武器とか飛行機とか車とかあって、もしかしたらスゴイ機密事項とかが説明書きに書いてあったりして、もしかしたら世界中が注目していたとしても、だ。
シロウトが見てそのすごさがわからない。
イヤ、すごさはわかる。
全部すごく見える(!)
うん、何かすごいのいっぱいあるし大丈夫そう。
え?大丈夫よね?
お祭りやってる場合じゃないでしょー的状況なら、航空祭中止になるよね?ね?
▲お仕事中の自衛官サンたち。ごくろうさまです…
航空学生たちの見事なドリル演技をみる限り、未来のパイロットも育っているようだし。
今日の機動飛行を見ると、様々な事態に対して迅速に対応できそうだし。
なにより、こうして一生懸命働いている彼らの努力が無駄にはならないと思うので。
大丈夫、大丈夫…。
日本の空を守る「盾」は、若くてカッコイ…もとい、頼もしく感じられた。

結局ただの『萌
レポート』になった感は拭いきれないが、一主婦の視線から見た国防ってこんな感じかな。
え?
最初から期待してない?


最後になってしまったが、右の画像は防府北基地記念塗装のT−7。
山口特産のフグ、ですな。
右と左で目が違ってカワイイのだ。
こんなペイントの練習機がある日本は、平和です…
▼反対側はこんな顔。
ウインクしてる☆
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