■■Report #24 Report index

青い衝撃――

世界中のサッカーファンが注目するワールドカップがまもなく開幕する。
日本のサポーター達も「サムライ・ブルー」一色である。
しかし今、ワタクシことミキ隊員の中では、違うブルーが熱い!!!
それは「インパルス・ブルー」
航空自衛隊唯一のアクロバットチーム、『ブルーインパルス』のことである。
5月28日、天候曇り時々雨、鳥取県境港市――航空自衛隊美保基地。

先日、大和セットを見に行ったノリで、こんな所まで来てしまった。
『隊つながりで…』とか何とか言いつつ、陸自の基地祭にでかけ、海自の一般公開にでかけ、ついには『陸』、『海』と見たから今度は『空』が見たいと、今日ここにいるのである。

ワタクシは、普段はフツーの子持ちの主婦である。
行く所といえば、公園かスーパーか…。
自衛隊の基地といえば、そんな平和な日常の裏側というか…そういった機関があるから平和なのか、国の政策やら国防やら言っていると難しいところだが、とにかく主婦には未知の世界である。

見れるものなら見てみたい!
ということで、へなちょこ隊、美保基地に潜入!と相成った。

まぁ簡単にいうと私の「萌え」?
あのビシっとした姿勢、爽やかな笑顔、揃いの制服に「モエ〜」だったのだ(笑)
別に軍マニアとか、戦闘機好きとか、そういうのではない…なんかはまった…その一言で、理由なんて特にないのだけど。
では、モエモエ
レポート、行ってみましょう♪
(えぇ、えぇ、ただのバカですよ)

0920、航空祭駐車場着。

どうやら基地の一部を駐車場として開放しているらしい。
自衛官の誘導に従い、車を停める。
早朝出発で、寝たままを連れて来たカズ隊員の朝ごはんを車内で済ませる。
駐車場から民間のバスに乗り会場へ。
突然「ゴォーッ」という音。
窓から外を覗く。

航空祭は9時からとっくに始まっており、上空を様々な輸送機やら戦闘機やらがすでに飛んでいた。
タイチョーはバスの窓から慌てて写真を撮る。


バスが会場に着くと、そこは人、人、人…。
様々な出店が並び、弁当やグッズの販売をしていた。
バズーカ砲のようなレンズが付いたカメラを持っている人、ミリタリー系のコスプレ?をしてる人、普通な感じのカップルに、老夫婦、親子連れ…良かった、私だけじゃないんだ、とちょっと安心(笑)


プログラムを見ながら、先ほど頭の上を通過していったのが○○で、あれが○○で…となんとか理解する。
『C−1輸送機』
   
2機で並んで飛んでました
でっかいのにクルって機体を傾けて…
説明できませんが、とにかくすごかった
『F−4EJ改』
大きな音でした
戦闘機だ、かっこいい〜

この派手さ、平和だからこそのカラーリング…。
湿度が高いので、ベーパーという白い筋が尾を引いてるのがわかりますか〜?

どうやら戦闘機系は、他の基地から航空祭用に飛んできて、通過するだけらしいという事も知る…。
さっきの、もう見れないんだ(涙)

見逃したら終わりかよ…!!!

地上には、C−1輸送機の展示やら、エンジンの展示、パネル展示やスタンプラリーなど、色々あったが、とてもじゃないけど回りきれなかった…。
他にも航空学生によるファンシードリルとか、レッドクラブというアクロバット自転車(!)チームの演技とか、色々やっていたらしい。
時間がなさすぎる〜



その他、
T−400の3機編隊、F−4EJ改、F−15JとかF−2の展示飛行、YS−11の編隊飛行とか…。
自分で書いてても、どれがどれかわからないが、とにかく色々飛んでいた!!!
びっくりしたのはC−1の6機編隊。
輸送機なので結構大きいのに、それが6機も揃って飛んできたあげく、急上昇、急旋回!!!
観客から「おおおおおお」とひく〜い歓声が沸き上がった。

あんなに大きいのにダイナミックな動きするんだなぁ…
実際にパラシュートで人間が降りてきたり、物資を輸送機から落としたり、TVでみた光景が目の前で…!
ホント色々あったけど、途中から写真を撮るのも忘れ、口をぽか〜んと開けて、空を仰ぐ状態になってしまった為、画像がない(汗)

輸送機から落とされた物資は、落下傘でゆっくり地上へ…
この前に様子見の一人だけ人間も降りてきたんだけど、ホントはたくさん人間も投下される?予定だった。天候がね…



地上のC−1には人だかりが…
機内見学ができるとあって長蛇の列。
よっすぃー隊員もカズ隊員もいるし、さすがに並ぶ気がせず、遠目に見て終わった。

天候が微妙で中止になった展示もあったようだが、なんとか雨も降らず昼まで過ごす。
そしてその頃…
「ちょちょちょちょちょっと行って来ていい?!」
動揺するワタクシ。
なんと本日のメインイベントでありお目当ての、ブルーインパルスのパイロットがそこにいる…!!!


迷わず一緒に記念撮影&握手してもらったってば。

爽やかな笑顔で、記念撮影に応じてくれたのは、6番機の大島1尉。
今はまだTRパイロットといって訓練中なのだそうだが、もうすぐORパイロット(正パイロット)として活躍してくれるハズ!
濃紺の展示服に、白いスカーフと白い歯が眩しい〜←バカ
笑顔でしっかり握手してくれた
←ここ重要。

他のパイロットたちも、ファンにサインや写真撮影に応じていたが、もうお腹いっぱいで…(笑)

サインに応じるパイロットたち
ずーっと列が出来ていた

ちなみに、ブルーインパルスとは…

航空自衛隊松島基地の第4航空団に所属する第11飛行隊の通称。
展示飛行専任の部隊で、全国各地の様々な行事で展示飛行を行っている。
パイロットは航空自衛隊の戦闘機パイロットから選出された精鋭!
乗っているのは日本製の中型ジェット練習機 『T-4』。

詳しくは検索してみてくださいな。
午前の展示飛行が終わり、焼きソバを買って昼食に。
よっすぃー隊員がどうしてもというのでカキ氷を食べていると、ポツポツと水滴が!!!
ついに雨。
朝からずっと曇っていたが、時折日が差して暑くなっていたのに…。

ん?
ちょっと待て!!!
ブルーインパルスは?!

午後は待ちに待ったブルーインパルスの展示飛行があるというのに…!
傘をさしつつ空を仰ぐ。

「でもブルーが飛ぶ時って奇跡的に晴れるっていうよね?」
希望というか祈りに近いのだけど。
午後の部が始まるも、天候は回復せず…。
色とりどりの傘がエプロンを埋め尽くす。
時折激しい雨が降ったり、強い風が吹いたりして、ちょっと絶望的な雰囲気が流れる。

しかし、エプロンに並ぶ7機のブルーの周りには、整備士達がもくもくと作業を続けている。
13時頃、ヘルメット片手にブルーのパイロットが登場。
本来はウォークダウンという何かかっこいいやつ(こう、一列にならんで歩いてね、一人ずつ自分の機の前で向きを変えて…とにかくかっこいいのよ)をする予定だったんだけど、ソレを中止して各機に乗り込む。
ファンが手を振る中、次々とテイクオフ。

ブルーのパイロットたちも、手を振り返していた。
よかった、なんとか飛んでくれて…。
まずは4機でご挨拶…なのだそうだ。
ブルーインパルスのナレーターが、『前方をごらんください…』とアナウンス。
はるか前方から、ちっちゃな点が近づいてくる。
と、思ったらあっという間に近づいて、旋回、頭の上を通り過ぎていく。
ダイヤモンドテイクオフ&ダーティターン…というのだそうだが、さっぱりわからない。
まぁ、4機がくっついて菱形にならんでやってきたのが旋回して…って、説明できないよ〜。
もう、これは生で見るしかない!
機会があったら生で見るか、もしくはブルーインパルスに詳しいサイトで見て下さい(説明放棄)
ナレーターが、一応説明してくれるのだが、目の前の出来事に頭がついていかず、手も出せず、ただ「ああああああ〜」「わぁ〜」「すごい〜」「いやーん、かっこいいー!!!」と呟くだけだった。
レポートになってないし!
でも生でアレみると萌え死ぬかと思った(笑)

▲何かわからない(笑)

▲ローリング・コンバット・ピッチ
その他、ファンブレイク、オポジット・コンティニュアスロール、タッククロスとかね、そんな名前のをしていたなぁ。
どれがどれだか…。


でもタッククロスはスリリングだった!
2機が目の前で交差するのには、観客からもどよめきが…。
ぶつからないとわかっているんだけど、目の前で猛スピードですれ違っていく2機には、ドキッとさせられた。
最後のコークスクリューという課目もかっこよかった!
まっ、詳しくは…(以下略


そこでふと気付く。
わ、晴れてるよ…!!!
青空こそないものの、さっきまで降っていた大粒の雨はどこへ?
でもブルーが飛ぶ時って奇跡的に晴れるっていうよね?』
自分で言って鳥肌立ちました。
すごーい!

展示を終えて、ランプイン。
ライトをつけて並んで入ってくるのがかっこよかった。
そして見たかったウォークバック。
展示が終わり一気に人が動き出す中、流れを逆流して前列へ!
よっすぃー隊員をタイチョーに預け(母親業放棄)、カズ隊員を盾に、前列へ…!
あ!見えた〜!

エンジンをとめ、パイロットが姿を現す。
6番機のパイロットから順に機体から離れ隊列に合流、1番機の前で、6人揃ったところで回れ右、そして敬礼。
これでショーの終わりである。
か、かぁ〜っこいい!!!
いや、もうかっこよすぎ!
美しすぎ!
(もちろん写真などありません)
敬礼の手を下ろすと、リラックスした感じでパイロット同士、握手を交わし、それぞれの整備士のもとへ。
歩きながら手を振ってくれるパイロット。
ここでも、気さくにファンとの握手し、サインしたり、写真撮影に応じていた。
ワタクシも再びどさくさに紛れ、駆け寄って握手してもらう。


1500、展示飛行が終わると閉幕。
我々も帰路に向かう。
いや〜、ホント、かっこよかったなぁ。


帰りはすごく渋滞する、ときいていたので、ゆっくりしてから帰ることに。
今度来る時は地上展示も見てまわって、ファンシードリルも見るぞーと次の計画(笑)

帰る頃には、C−1輸送機がずらーっと並んでた…壮観!
いわゆる空自の広報担当とあって、ブルーインパルスのパイロットはファンサービスがすごい。
アクロバット飛行より実は大変だったりして。

冷静に考えると、普通の自衛官なんだけど…アイドル並みの人気だ。
元は戦闘機パイロットで、その中から選ばれた精鋭なのだから、自信に満ち溢れてる〜のかと思いきや、すっごい気さくに握手してくれたり話してくれたり…普通の人だった。そういうところがまたいいんだろうなぁ。
ああああああ
vvv

ブルーインパルスの存在や、航空祭や基地祭は自衛隊のイメージアップに大きく貢献しているのだろう。
最近は、災害派遣や復興支援で注目されるようになり、より身近に感じ、良いイメージを持つ人が増えたとか。

やっぱり戦争は絶対反対なので、彼らの活躍する場が、災害派遣や復興支援、航空祭や基地祭とか、人道的、平和的な活動であると良いなぁ…と、平凡な主婦は思うのである。


ブルーインパルスの展示飛行は、私にとって本当に「衝撃」だった。
すっかり魅了され、次の予定を調べる有様だ。
次はサインもらっちゃおー
とか。

青い衝撃―

ステッカーも買ったわよ(笑)

ブルーインパルスが使っているT−4 中等練習機
本来はこんなカラーリング

こんなカラーの飛行機ばかりが飛び回らない事を祈りますよ、ホント
おまけ。
米子空港…実は空自の土地なんですよー!
民間機と滑走路を共用してるので、途中ANA便が降りてきてました。
輸送機のバックに民間機…。
平和だなぁ…。

独り言。
文中、「かっこいい」って何回使ったんだろう…。
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