■■Report #19 Report index

寒波襲来!

2月1日、日本全国をこの冬一番の強い寒波が襲った。
冬型の気圧配置が続き、山陰から東北の日本海側を中心に所々で強い雪が降り続いた。
岐阜県郡上市96センチ、熊本県白水村(阿蘇山)30センチ、種子島(鹿児島県)でも初雪を観測…など、驚くようなニュースが飛び込んでくる。
…こうしてはいられない!
ついに先日新しく履き替えた「へなちょこ2号スタッドレスタイヤ」の性能を試す時か!?

「どっち曲がる〜?」
翌朝とりあえず家を出た。目的地も決めず、地図も持たず。
じゃあ右、次は左…でフラフラ北上していく。
家から30km程度走った所で、対向車線の道路脇でチェーンを外している軽トラックを発見!
という事は、この先に雪があるハズだ。
道路の端に茶色い雪が所々に見え始め、それから間もなく黒いアスファルトが白く変わっていく。
「ブ、ブレーキ踏んでいい?いい?」
タイチョーの弾んだ声。
先日までのへなちょこタイヤとの違いを試したくて仕方が無いのだ。
念のため前方、後方に車がいないことを確かめ、見通しの良いストレートでフルブレーキング!
『ゴゴゴゴゴゴゴ』
「…おおお〜」
止まる。
やっぱり新しいタイヤは違うねぇ、と満足げに再び走り出す。
タイヤは新品だが、ドライバーはへなちょこなため、安全運転で。
 
さらに10kmほど北上すると、完全に真っ白な道路へと変わった。
普段、スキーへ行くのによく利用する道だが、ここにこんなに雪が積もっているのを見る事は少ない。
やはり記録的な積雪だったようだ。
このまま北上すると、さらにすごい光景が待ち受けているに違いない!
そう思うと、自然に胸が高まる隊員たちであった。なんのこっちゃ。

雪の匂いに誘われて?、気付けば総領町まで来ていた。
少し休憩を取ろうかとへなちょこ2号を停める。
遅い昼食をとり、タイチョーはカメラ片手に辺りを散策…いや、今回の寒波の影響とやらを調査しに出かけた。
いつもは日が当たって乾いている路面も、今日は真っ白!
橋のガードレール下にはつららが出来、街路樹には雪が重く乗っていた。
時折風がふくと、木に積もった雪が一面に舞ってキレイだった。
  
『3cmの雪で大渋滞』の町に住む私たちにとって、一面の銀世界なんて夢のようで、ワクワク、ドキドキしてしまう。
だが、現地の方々はそうは行かないようだ。
いつもは早朝に通るだけのこの道も、ゆっくり走ってみると色々なものが見えてくる。
除雪車が一仕事終えて帰路に向かっているのか、次の仕事に向かっているのか…。
家の前では、スコップ片手に防寒着を着込んだ女の人が必死で雪かきをしている。
立ち寄った道の駅では、スコップの横に濡れた軍手が干してあった。
坂の下には、帰るのを諦めて乗り捨てられた車。
洗濯物は所狭しと室内に干してあるのが見える。
雪国?の大変さを目の当たりにして、雪だ、雪だ〜とはしゃいでいたのを少し反省。

再び走り出すと、突然、車の前に白い塊が飛んできた。
下校途中の子供たちの投げ合っていた雪球が反れて、飛んで来たのだ。
雪を見慣れたこの辺の子供たちは、雪に興味が無いのかと思っていたが、な〜んだ、楽しそうじゃん。
無邪気な子供たちに、気持ちが上向く。
さらに途中のガソリンスタンドには、巨大な雪だるまが出来ていた。
雪が降ると大変な事ばかりで、暗いイメージなのかと思いきや、こんなに大きな雪だるまが出来ているということは…。
やっぱり大人もちょっとは楽しいんだ(笑)
雪国の新たな一面を垣間見て、嬉しい隊員たちであった。
日本全国を襲った寒波は、みんなに寒さと、厳しさと、あと、少しの楽しさを届けてくれた。
雪景色を満喫し、厳しさも垣間見た一行は、路面が凍結しないうちに帰ることにした。
雪に濡れた服を乾かす為、へなちょこ2号の車内を温める。
雪遊びをした手がポカポカしてくるのを感じた。
  
そして、今回はよっすぃー隊員も雪上デビュー!
スノーシューなど持っていないので、靴の上から大き目のビニール袋をかぶせ、ゴムバンドで留めたへなちょこスノーシューで歩き回る。
深く沈む一歩一歩が楽しいらしく、雪の感触を楽しんでいた。
一緒にへなちょこ雪上訓練に行く日も近し!?
 

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