■■Report #13 Report index

日野川を制するものは…

そろそろ肌寒くなり、雲がウロコのように見え始めた9月14日、鳥取県日野川。 
鼻息の荒い者2人。 
今年もまた、禁漁間近の悪あがきをするナベ隊長とミキ隊員である。
 
しかし! 
今回はただの釣りではない。 
「日野川を制す!」ためにやってきたのだ! 

何故釣れないのか? 
作戦会議を開く。 
タックルに問題があるのか? 
ルアー選択か? 
「やっぱ、腕だって…」 
そんな事は分かっている! 
しかし腕は今さら磨く事も、取り替える事も出来ない…。 
「じゃあ、アレしかない…!!!」 

日野川を制するものは、魚をも制す!!! 

腕のない二人、日野川を知らずして、魚など釣れるわけが無い。 
日野川を制すれば、魚などたやすく釣れるはず…! 
そんなわけで、本日は 
『源流より河口まで、日野川を制覇しよう!』探険に決定!!! 
いくら魚釣りの好きな人でも、一日の内に源流から河口まで行くという忙しい釣りをする人はいないだろう。 
へなちょこ隊、みんながやらない事が大好きなのだ。 

ではまず日野川について調べてみる。 

日野川。 
鳥取県の西部に位置する鳥取県三大河川の一つ。 
標高1,004mの三国山に源を発し、鳥取県・島根県・岡山県の3県を、長さ77km、流域面積870k?に渡って流れ、日本海に注ぎ込む一級河川である。 
河童や鬼の伝説が多く残っている。 

…これでは何も分からない。 
百聞は一見に如かず! 
やはり自分の足で確かめるべし! 

いざ、源流へ…。 
 
↑これは源流付近。 
残念ながら、源流地点には行くことができなかった。 
なぜなら…。 
写真では分かりづらいが、道が荒れ放題で、ワダチも消えてしまったのだ…涙。 
これではちょっとへなちょこ1号でも怖い。ん?へなちょこ1号だから怖いのか。 

 
少し下る…こんな感じ。 
のどかな田園風景が続く…。 

さらに下ると、川幅も少し広くなり、民家も増える。 
牧場も発見! 
河童石なるものも発見! 
閉じ込められていた石をどかしてやった男の元に、河童がお礼に魚を持って来た…みたいな伝説があるそうな。 
  
↓鮎師も発見!彼は写真を撮っているのに気づくと、しゃきっと姿勢を正した(笑)。 

また少し下るとこんな感じ…。 
この網アミは、2000年の鳥取県西部地震の爪あと。最大震度6強を観測した。 
当時崖崩れがすごかった。今は網やコンクリートで覆われているが、痛々しい。 
 
ここは堰、魚道も付いている。魚が使ってくれるかどうかは??? 
有名なポイントでもある。今日も一人いた。 
 
鬼もいる。しかもすごい巨大なのが! 
どのくらいでかいかというと…、このくらい↓ 
  
さらに下ると、川沿いの家も増えて、町らしく… 
おしどりの有名な観察所もある。 
 
川幅も更に大きく…釣り人(鮎師)も増え… 
 
雲がかかっている「大山」↓ 

更に下流。川沿いに道路が走る。 
大きな製紙工場(写真中央)も。ここの前の堰は、サクラマスの有名なポイント! 
  
河口近く。春には腰までウェーディングして釣っている人も。 
向こう岸が遠くに見える。中洲には、キジが飛んでいた! 
へなちょこ1号の向こうに見えるは日本海! 
  
河口。 

日本海。 
流れ着いたゴミにはハングル文字が!サッカーだけじゃなく、海でもつながってるのね…。 
 
以上、源流から河口まで、である。 

隊長は竿を片手に、ちょこっとずつ振りながら下ったわけだが、まだまだ未開のポイントが多いことに改めて気づく。 
「あっ、ここ居そう!」「ここもイイ感じ!」 
…まだまだ回りきれていない。 
なるほど、日野川を制するものは、魚をも制す!!!とはこういうことか! 
まだまだポイントを残して、釣れないとは何事か! 
楽しそうなポイントが、まだまだたくさんあるではないか! 
  

しかしシーズンの終わりは無常にもやってくる。 
また来年、ということか。 
今年も結局日野川を制することなく、2002年のシーズンを終えようとしている。 
でもいいのだ。 
まだまだ可能性を秘めたこの川を、来年も攻める楽しみが残っている。 
また来年。 
来年こそは? 
そんな淡い期待が、今回の大きな収穫だ。 

ささやかな収穫を胸に、萩の花揺れる川沿いをへなちょこ1号は帰路にむかう…。 
 

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