南の国から 〜2002 夏〜
プーすけ隊員の南国探険記!
8月も終わりに近づいたある日、プーすけ隊員はひとり高知県にいた。
引越しで忙しい隊長を置いて、高知県の土佐湾に住む魚の調査に来ているのだ。
そんなプーすけ隊員から、携帯で撮ったと思われる画像と共に調査報告書が送られてきた。
なので、勝手に探険記を作成しておいた。
勝手に隊員にされたあげく、勝手に探険記録も作成され…。
プーすけ隊員、ごめんね(笑)
調査内容
高知県土佐湾における、下記2種の魚類についての生態調査。
アカメ
■準絶滅危惧種といわれている、和名「アカメ」(学名:Lates
japonicus)。
●「アカメ」とは?
主に、高知県、宮崎県の海に分布、夏には河口に多く現れます。
幼魚の頃は汽水域で生活し、成魚は海で暮らしているらしいですが、その生態はまだまだ分からない事が多く、謎に包まれた神秘的な魚です。
「アカメ」の名のとおり、赤い目をしていますが、これは眼自体が赤いのではなく、光に反射して赤く見えるのだそうです。
●「準絶滅危惧種」とは?
現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種。
準絶滅危惧種といわれている「アカメ」だが、ふらりと遊びに、いや、調査に行ったプーすけ隊員に、簡単に?釣られているくらいなので、まだまだ絶滅の心配はなさそうだ(笑)。
…な〜んて書いたが、本当は「釣りキチ三平」でもなかなか釣れない難しい魚らしい。
環境の変化や、自然破壊、その他イロイロな理由で、やっぱり数も少なくなっているのだろう。
「絶滅」なんて、最悪の事態にならないよう、守ってあげたい魚です。
今回、プーすけ隊員が、捕獲して生息調査を行いました!
結果、高知に80cm位のアカメの生息が確認できました!
もちろん、ちゃんとリリースしたので、絶滅は免れました!(笑)

<プーすけ隊員のコメント>
「80くらいやけど仲間内でのファーストフィッシュ!」
…かなり嬉しそうだ?
メッキアジ
■死滅回遊魚といわれている和名「メッキアジ」(土佐名:エバ!)。
●「メッキアジ」とは?
メッキとは、ヒラアジ系の幼魚の総称で、「ロウニンアジ」「カスミアジ」「ギンガメアジ」などの幼魚のことです。
プーすけ隊員の行っている高知県では、「エバ」と呼ばれています!
●「死滅回遊魚」とは?
毎年夏〜秋にかけて黒潮にのって日本近海にやってくる南方系の魚を、「死滅回遊魚」と呼んでいます。
黒潮が日本近海に近づく季節に、流れにのって日本の沿岸にやってきて、水温の高い冬の始め頃まではそこに定着しますが、水温がさらに下がると、寒さに耐えることができず、死んでしまいます。
しかし中には、工場などの温排水について、越冬するたくましい猛者もいるとか…。
今回は、黒潮に接する高知県にも、本当に死滅回遊魚が回遊しているかを調査!
調査は難航し、なかなか報告が送られてこなかったが、無事おわったようだ。

<プーすけ隊員のコメント>
「やっと釣れた」
…ということは、今年は死滅回遊が少ないのか?
それとも腕が落ちたか?(辛口…笑)
高知県にて、上記2種の魚について調査を行ったプーすけ隊員、お疲れ様でした!
ちなみにこれは室戸周辺で、プーすけ隊員が潜って撮影した写真。
今度は私も行きたいな…。