■■Report #12 Report index

南の国から 〜2002 夏〜   プーすけ隊員の南国探険記!

8月も終わりに近づいたある日、プーすけ隊員はひとり高知県にいた。 
引越しで忙しい隊長を置いて、高知県の土佐湾に住む魚の調査に来ているのだ。 
そんなプーすけ隊員から、携帯で撮ったと思われる画像と共に調査報告書が送られてきた。 
なので、勝手に探険記を作成しておいた。 
勝手に隊員にされたあげく、勝手に探険記録も作成され…。 
プーすけ隊員、ごめんね(笑) 
 

調査内容 
 高知県土佐湾における、下記2種の魚類についての生態調査。 


アカメ 
■準絶滅危惧種といわれている、和名「アカメ」(学名:Lates japonicus)。 

●「アカメ」とは? 
主に、高知県、宮崎県の海に分布、夏には河口に多く現れます。 
幼魚の頃は汽水域で生活し、成魚は海で暮らしているらしいですが、その生態はまだまだ分からない事が多く、謎に包まれた神秘的な魚です。 
「アカメ」の名のとおり、赤い目をしていますが、これは眼自体が赤いのではなく、光に反射して赤く見えるのだそうです。

●「準絶滅危惧種」とは? 

現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種。 
準絶滅危惧種といわれている「アカメ」だが、ふらりと遊びに、いや、調査に行ったプーすけ隊員に、簡単に?釣られているくらいなので、まだまだ絶滅の心配はなさそうだ(笑)。 
…な〜んて書いたが、本当は「釣りキチ三平」でもなかなか釣れない難しい魚らしい。 
環境の変化や、自然破壊、その他イロイロな理由で、やっぱり数も少なくなっているのだろう。 
「絶滅」なんて、最悪の事態にならないよう、守ってあげたい魚です。


今回、プーすけ隊員が、捕獲して生息調査を行いました! 
結果、高知に80cm位のアカメの生息が確認できました! 
もちろん、ちゃんとリリースしたので、絶滅は免れました!(笑) 

<プーすけ隊員のコメント> 
 「80くらいやけど仲間内でのファーストフィッシュ!」 
 …かなり嬉しそうだ?
 
 



メッキアジ 
■死滅回遊魚といわれている和名「メッキアジ」(土佐名:エバ!)。 

●「メッキアジ」とは? 
メッキとは、ヒラアジ系の幼魚の総称で、「ロウニンアジ」「カスミアジ」「ギンガメアジ」などの幼魚のことです。 
プーすけ隊員の行っている高知県では、「エバ」と呼ばれています! 
●「死滅回遊魚」とは? 
毎年夏〜秋にかけて黒潮にのって日本近海にやってくる南方系の魚を、「死滅回遊魚」と呼んでいます。 
黒潮が日本近海に近づく季節に、流れにのって日本の沿岸にやってきて、水温の高い冬の始め頃まではそこに定着しますが、水温がさらに下がると、寒さに耐えることができず、死んでしまいます。 
しかし中には、工場などの温排水について、越冬するたくましい猛者もいるとか…。

今回は、黒潮に接する高知県にも、本当に死滅回遊魚が回遊しているかを調査! 
調査は難航し、なかなか報告が送られてこなかったが、無事おわったようだ。 

<プーすけ隊員のコメント> 
 「やっと釣れた」 
 …ということは、今年は死滅回遊が少ないのか? 
 それとも腕が落ちたか?(辛口…笑) 
 


高知県にて、上記2種の魚について調査を行ったプーすけ隊員、お疲れ様でした! 
ちなみにこれは室戸周辺で、プーすけ隊員が潜って撮影した写真。 
  
今度は私も行きたいな…。 

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