■■Report #06 Report index

雪上訓練!

2月4日、休みが一緒の(勝手隊員)プーすけ隊員とスキー、いや、雪上訓練に出かけることになった。 
今回の作戦名は「まったり、ぼちぼち滑りましょう」。 
中国地方のスキー場の実態を調査する。 
隊長とミキ隊員はスキー、プーすけ隊員はスノーボードで臨む。 

午前9時、スキー場に到着。 
朝イチに間に合わないのも、作戦の内である。 
ミキ隊員の住む中国地方は雪が少ない。 
ここ1週間、天気が良かったので、人工雪しかないだろう。しかも、中途半端に解けた雪が凍って、スケートリンク並にガチガチに違いない。 
なので、朝イチはパス、という作戦なのだ。 
さっそく着替えてゲレンデへ。 
中国地方のスキー場は、スキーヤーが少ない。 
ここ、スキーってOK?と聞きたくなるくらい少ない。きっといつかスキーOKという看板ができるに違いない。←そんな訳ないか。 
今日もスキーの二人は肩身の狭い思いをしつつ、リフトに乗る。 

「じゃ、行きますか?」 
一斉に滑り出す… 
『ガッ、ガガガガガガガ?!!!』 
滑り出した足に伝わる振動。 
「?! 」 
思わずブレーキをかける。わずか数m降りたところで、皆止まる。 
「ナニ、この雪??」 
9時とはいえ、まだ氷は解けておらず、岩海を滑っているようだ。固い氷が、ダイレクトに衝撃を足に伝える。板を踏みこんでも、止まらない! 
…がっかり、というか予想通り!もう少し解けるまで、しばらく下のほうの初級ゲレンデを滑ろう。このアイスリンク状態で、斜度のきついリンク、もといゲレンデには行く気がしない。 
まぁ、今日はのんびり行こうよ、とだらしない隊員達である。 
こんなだから、上手くなれんのよ。わかってはいるのだが。 
 

今日は快晴。 
少し滑って、一息ついたころには雪も少し解け、柔らかくなっていた。 
「そろそろ上に上がってみようか」 
上のゲレンデに行くため、このスキー場では1番長いリフトに乗る。 
ミキ隊員、暇なのでデジカメを取りだし、周囲の景色を撮る。 
そんなに長いリフトなのか?いや、決して長くはない…。遅いのだ…。 

雪をかぶった木の枝には、早くも春の準備をしているのか木の芽がちょこんと出ている。 
雪の上に動物の足跡は見つけられなかったが、塊が転がって落ちた跡が、面白い模様を描いていた。 
その先には、ゴロゴロ転がるうちに大きくなっていったであろう雪玉が、カタツムリのように縦巻きになって立っていて、何かの生き物に見えておもしろい。 

タラノキも発見。春にはおいしい芽が出るのだろう。 
数年前、渓流釣りの帰りにタラノキと採り方を教えてもらい、天ぷらにして食べたのがおいしかったので、昨年は隊長と採りに行ったのだが、その時ミキ隊員は開眼した。 
「あ、タラノキ!そこにも!」 
何故かよく見付けてしまう。しかも、 
「この辺にはないわ、パスして」 
生えている雰囲気まで読めるようになってしまった。 
そして今日も、この始末…。(写真参照) 


リフトを降りると、下とは景色が違って、木々も樹氷のよう。 
数百m上がっただけで、雰囲気が違う。 
ちょっと写真では表現できないが、冬に満開の花を見たようでキレイ。 
真っ青な空と、真っ白な雪のコントラストがまぶしい。晴れ過ぎ! 

「先いきますよ!」 
ナベ隊長の後に続き、滑り出す。 
上のほうは人も少なく、貸しきり状態。 
「!!!」 
でも結構急だ。思ったよりも狭い。 
慎重に滑り出したミキ隊員の横で、プーすけ隊員が転がりおちている。 
さすがにボードでここを滑るのはきついだろう…しかもプーすけ隊員はボード歴も浅い。 
無理もない、スキー歴6年のナベ隊長もその先で砕け散っているのだから。 
「みんな情けないな?」なんて思っていると、地面がひっくり返った・・・。 
みんな雪まみれである。 

楽しいと自分の年も体力もレベルも考えずに滑ってしまうモノだ。 
『おかしい、ゆっくりぼちぼち…のはずが、何でこんなハードなコースを真剣にすべってるんだ!』 
誰もがそう感じたのは、何本目かのリフトに乗った時だった。 

「なんじゃ、あの腰抜けは!ワシを見習え!!!」 
プーすけ隊員が、後ろから来たボーダーを遠巻きに見て批判している。この狭く急なコースで、彼のレベル(失礼!)でもこんなに頑張って板をまわしているのに、板を横にしてズルズル降りるのが許せないらしい。 
プーすけ隊員、確かに今日はスゴイのだ。 
「こんなに頑張って滑ったのは初めてじゃ」 
本人もそう言っている。 
「・・・・・・。」 
ミキ隊員はついて行くのがやっとで、返事も出来ない位ヘロヘロである。 
 

3時を過ぎた頃、そろそろ上がろうかと、車へ向かった。 
今日は、ハードコンディションであったのにも関わらず、頑張って滑ったと思う。 
「まったり、ぼちぼち滑りましょう」 
最初はそう思っていたのだが。 
そんなことも忘れてしまう…やっぱり、スキーって楽しい。ヘタでも、体力なくても、楽しいのだ。 
 

では最後になったが、今日の本題、中国地方のスキー場の実態を報告する。 
 一、2月でも人工雪(人工氷?)、それはスケートリンク並! 
 一、スキーOKという看板がある(ウソ)ボーダーが多い!!! 
そんなことを考えつつ目をあけたらもう家の前だった。 
あれ? 
帰りの車はどこでもドア? 

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